わたしとしぜんと展　レポート

2017年9月23日から10月30日まで西枝財団の若手創造者支援・助成事業の一環として瑞雲庵にて開催されておりました「わたしとしぜんとEt la Nature et moi」が無事に閉幕しました。
フランス滞在中に出会ったルーアンで活動するマーク＝アントワン・ガルニエ氏が約1ヶ月間、Art7tenの拠点である奈良県北葛城郡で滞在制作しました。ルーアンのアトリエにも２度訪問し、作品について、今回の展覧会について長く深いディスカッションを通して新作を中心とした作品の発表が無事日本できてとても嬉しく思います。
また、京都の南山城村という山深い場所にアトリエを構え制作を続けている新野洋さんのアトリエにも何度もおじゃまし改めて作品制作に真摯に向き合われる姿に私もより一層この展覧会の意義やお二人の作品をどう見せていくかを思い巡らせました。瑞雲庵という美しい日本家屋の表情を残しながら、自然物と私たち人間の関係性を表し、現在の社会問題や環境問題について考察する展覧会にしたいと思いました。
土日月祝のみの開催となり、また期間中２度も大きな台風に合いましたが多くの方々にご来場いただき、初日のベルニサージュでは、アンスチチュフランセ（日仏文化会館）の関係者の方も多くお越しくださり、日仏の交流の場となったことを嬉しく思います。また、10月6日は、ニュイブランシュ（白夜）というパリ発祥のから着想を得た京都市内で開催されるアートのイベントにも参加させていただきました。期間中、新聞の取材も２度受けさせていただき記事にしていただきました。展覧会に関わり、多くの人々にご協力いただきましたこと感謝申し上げます。

概要

展覧会期間: 2017年9月23 日 – 10月30 日土日祝月のみ開館
開催場所: 瑞雲庵　京都市北区上賀茂南大路町６２－１
タイトル: 「わたしとしぜんと| Et la Nature et moi」
作家 イベント 協力・助成: 新野洋 / マーク= アントワン・ガルニエ
– 9 月23 日( 土祝) 17:00 – オープニングパーティ
– 10 月1 日( 日) 14:00 – 　「写真で植物を作ろう！」
マーク= アントワン・ガルニエによるワークショップ
– 10 月6 日( 金) 15:00-22:00　ニュイ・ブランシュ KYOTO 2017 参加
– 10 月29 日( 日) 14:00 – 　「新野洋と植物、昆虫採集!」※台風により中止
助成 : 公益財団法人　西枝財団
協力：TEZUKAYAMA GALLERY / YOD gallery / Nuit Blanche KYOTO 2017　
Period
Venue
Title
Artist: 2017.9.23 sat – 10.30 mon　Sat, Sun, Mon and holidays
Zuiun-an 62-1 Kamigamo Minamioji-cho, Kita-ku, Kyoto-shi, Kyoto 603-8074; “Et la Nature et moi”
Hiroshi Shino/Marc-Antoine Garnier